商取引における基本契約の更新を拒絶する(内容証明郵便の書き方と文例)
商取引における基本契約の更新を拒絶する【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】
商取引において条件が合わなくなり、契約更新をやめたいという場合には、相手との関係が悪化しないよう、配慮する必要があります。法的には、期間満了をもって契約終了するということで問題はありませんが、ある程度理由を明確にしておいたほうが「一方的に契約を切られた」という印象を薄れさせることができます。
(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。
通告書
平成○年4月10日、当社は、貴社と事務用品の継続的売買基本契約を締結しました。本契約は、当社又は貴社から、契約解除の申出がない限り毎年自動的に更新され、今年で5年目になります。しかし、当社は本年度をもって事務用品の販売から撤退することを決定したため、本契約の継続は困難となりました。
よって、誠に残念ですが、本契約は今期限りで解除させて頂く旨を本書面にて通知いたします。
平成○年○月○日
東京都調布市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○
埼玉県さいたま市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 殿
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 殿
内容証明の書き方とポイント
- 最後に、感謝の意と今後の取引を望むー文をくわえておくのもよいでしょう。
用紙が2枚以上になります
- この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
- 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。
商取引のトラブルで使用する内容証明の文例2
- 他人の所有物と知らずに買った商品の代金支払請求を拒否する
- 理由をつけて代金支払を拒否する相手に代金供託を請求する
- 勝手にまた貸しした相手に貸した物の返還を請求する
- 不良品の修理・交換に対して重ねて請求する
- 契約に定めのある解除権を行使して契約を解除する
- 期間の定めのない契約の解除通知に反論する
- 無権代理人である旨の通知をする
- 追認の有無確認の催告をする
- 贈与の約束を取り消す
- 請負人が目的物を引き渡した後に請負代金を請求する
- 目的物の瑕疵を理由として請負人に損害賠償を請求する
- 商取引における基本契約の更新を拒絶する
- 企業間の継続的取引関係を解消する
- 盗品と知らずに売ってしまったので売買契約を解除したい
- 「他人の所有物だった」との理由による契約解除に反論する
- 契約解除による損害の賠償を請求する
- 売買契約解除と損害賠償請求を同時にする
- 購入時の目的が達成できないので売買契約を解除する
- 消費者がメーカーに対して製造物責任として損害賠償を請求する
- メーカーが消費者からの製造物責任追及に対して回答する
- 債務不履行を理由に売主が契約を解除して商品返還を請求する
- 商品の引渡しが遅れていることを理由に買主が契約を解除する
- 買主からの商品修理または交換請求に対して売主が回答する