家主から借家人に契約の更新を拒絶する旨の通知をする(内容証明郵便の書き方と文例)

スポンサーリンク

家主から借家人に契約の更新を拒絶する旨の通知をする【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

通常の契約であれば、契約期間の満了により契約は終了しますが、借家の賃貸借契約の場合、借地借家法の適用があり、家主が①期間満了の一年前から半年前までに更新拒絶の通知書を出す、②当該物件を使用する正当な理由があることを立証する、といった条件を満たす場合以外には、従前と同じ条件で契約が更新されると規定され、借家人が保護されています。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

通知書

私は、貴殿と下記物件の賃貸借契約を締結している○○○○の息子ですが、この度、父○○○○が亡くなり私と兄弟が下記物件を相続することになりました。私たちは、遺産分割協議の結果、当該物件は売却せざるを得ないということになり、平成○年12月20日に終了する貴殿との賃貸借契約の更新も拒否せざるを得なくなりました。
つきましては、事情をおくみいただき、期日までに物件を明け渡してくださいますようお願いいたします。
(物件の表示)
所在・東京都○○区○○12番地

平成○○年○○月○○日

東京都調布市○○町1-1
鈴木次郎 
埼玉県さいたま市○○町1-1
山田花子 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 借家の更新拒絶を知らせる文書を送付する場合は、とくに契約期間満了の日付、拒絶の理由(物件の利用理由)などを記載して、借家人の理解を得られるように配慮して書きましょう。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。