セクハラの被害を受けた者が会社に対して損害賠償を請求する(内容証明郵便の書き方と文例)

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セクハラの被害を受けた者が会社に対して損害賠償を請求する【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

企業は、セクシャル・ハラスメント(セクハラ)を防止するための配慮をすることが法律上義務づけられており、かかる配慮を怠り、従業員がセクハラによる被害を受けた場合は、当該従業員に対して損害の賠償をしなければなりません。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

損害賠償請求書

私は、貴社に対し、平成○○年○月○日付の要望書により、営業部の○○○○課長に対する適切な指導と、セクシャル・ハラスメントに対する労働環境の改善をお願いしました。しかし、貴社は、何ら措置を採ることなく放置したため、職場におけるセクシャル・ハラスメントは改善されず、私は貴社を退社せざるを得なくなりました。
つきましては、貴社が、セクシャル・ハラスメントを防止するための法律上の義務怠ったことを理由として、貴社に対し、慰謝料100万円を請求いたします。万一、誠意ある対応がない場合は、法的手段を執りますことを申し添えます。

平成○年○月○日

東京都調布市○○町1-1
山田花子 
埼玉県さいたま市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 被害者は、セクハラを行った当人に対しても、当然に損害賠償を請求することができます。文例のような事例では、セクハラ加害者と企業の双方に対して責任を追及できると考えられます。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。