退社した社員に貸与品の返還を請求する(内容証明郵便の書き方と文例)

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退社した社員に貸与品の返還を請求する【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

従業員に対して、会社が必要なものを貸与することはよく見られ、制服や、文例のようなパソコン、電話など、その対象もさまざまです。本来であれば、就業規則その他で、これらの返還方法についても規定を設けておくべきでしょう。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

会社貸与品の返却の請求

貴殿が当社に従業員として在籍中、当社は運送業務遂行用の社名入りユニフォームを貴殿に貸与しておりました。しかし、貴殿は本年3月31日の退社後、現在まで上記ユニフォームの返還をされておりません。
つきましては、本書面到達後、2週間以内に返還されますよう請求いたします。

平成○年○月○日

東京都調布市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 
埼玉県さいたま市○○町1-1
山田花子 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 業務に使用するために従業員に貸与していたのですから、返還すべき時期は退社時と考えられます。さらに、退社から時間がたつと、悪気がなくても気分的に返しづらくなるものですから、早めに文例のような請求をするべきです。
  2. 書き方のポイントとしては、貸与してある物を特定(文例は運送業務遂行用の社名入りユニフォーム)し、期限を明記して請求することです。
  3. 制服等の返還請求で、あらかじめ定めがない場合には、クリーニングの要否の記載も必要です。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。