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離婚した相手に子の養育費を請求する(内容証明郵便の書き方と文例)

離婚した相手に子の養育費を請求する【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

養育費の支払いは、比較的高額になるので、分割の例が多く見られます。分割とした場合、相当高額かつ長期間にわたるので、未払いとなるケースが予想されますが、これは統計的にも明らかとなっています。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。



養育費の支払督促書

 平成○年○月10日、私と貴殿との協議離婚が成立した際に、貴殿は長男一郎の養育費として月6万円の支払いを約束をしてくれました。しかし、平成○年4月分から支払いが滞り、現在まで8カ月分、計48万円の養育費が滞納となっています。
 つきましては、本書面到着から2週間以内に全額お支払いくださるようお願いします。もし、お支払いいただけない場合は、法的手段をとらざるを得ませのでご了承ください。

平成○○年○○月○○日
東京都調布市○○町1-1
山田花子 
埼玉県さいたま市○○町1-1
鈴木次郎 殿


内容証明の書き方とポイント

  1. 文例のように請求をする場合に、養育費の根拠が問題となります。離婚したいという一心で、とくに協議離婚の場合は口約束の場合も多くみられますが、できるだけ養育費について公正証書を作成しておくとよいでしょう。
  2. 養育費不払い問題を受け、近年、民事執行法が改正され、将来の養育費や相手方の給与天引き等について改善がなされました。しかし、親一人で生計を立てる中で相手方に養育費を請求する負担はまだまだ小さいとはいえません。相手の態度にもよりますが、まずは文例のように、内容証明郵便等で、根拠と金額を明記して請求するとよいでしょう。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。

親族とのトラブルで使用する内容証明の文例