現物まがい商法を理由に契約の取消を通知する(内容証明郵便の書き方と文例)

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現物まがい商法を理由に契約の取消を通知する【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

現物まがい商法は施設利用権も対象になり、業者からの契約書面を受領後14日以内に自由に契約を解除できますが(特定商品等の預託等取引契約に関する法律第8条)、その期間経過後でも重要事項について事実と異なることが告げられていれば、この契約の意思表示を取り消すこともできます(消費者契約法第4条第1項)。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

通知書

私は、貴社のセールスマンの勧誘により、金の預託を勧められ、平成○○年○月○日に金○○万円(年率4パーセントの配当)で貴社と金の預託契約を締結いたしました。しかしながら、先日からテレビ等のマスコミで報道されているとおり、貴社が金の現物を実際には全く所持していないことが判明いたしました。
したがいまして、上記契約は事実と異なる説明により締結したものであるため、私は、上記契約を消費者契約法4条1項により取消しいたします。つきましては、契約時に支払いました金○○万円をすみやかに返還してください。

平成○年○月○日

東京都調布市○○町1-1
山田花子 
埼玉県さいたま市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 対象商品と契約の内容を明確に記載します。
  2. 契約取り消しをする理由を記載します。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。