債務の支払いを連帯保証人に求める(内容証明郵便の書き方と文例)

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債務の支払いを連帯保証人に求める【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

保鉦人が債権者から請求された場合、まずは主たる債務者に請求してくれと主張することができます(催告の抗弁権 民法第452条)。また保証人の財産に強制執行してきた場合には、主たる債務者に資力があって執行か容易であることを証明することで、まずは主たる債務者の財産に執行するようにも請求できます(検索の抗弁権民法第453条)。しかし、連帯保鉦人の場合にはこれらの抗弁権がありません(民法第454条)。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

通知書

私は、東京都杉並区○○町○番○号の○○○○殿に対して下記の金銭消費貸借契約をしております。しかしながら、支払期日を過ぎたにもかかわらず○○殿からは未だ支払がないままとなっています。
つきましては、当該金銭消費貸借の契約書に連帯保証人として署名と押印をしていただいている貴殿に対して利息を含めた全額の支払いを請求いたしますので、本書面到達後10日以内にお支払いいただくようお願い申し上げます。もし、上記期限内にお支払いがない場合は訴訟とならざるを得ませんのであらかじめご了承ください。

貸付金額       金200万円
貸付日        平成○○年○月○日
返済期日       平成○○年○月○日
利息         年1割
遅延損害金      年1割5分
連帯保証人      貴殿

以上

平成○年○月○日

東京都調布市○○町1-1
鈴木次郎 
埼玉県さいたま市○○町1-1
山田花子 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 連帯保証の場合は、債権者は主たる債務者と保証人に同等に対応することができるので、払える可能性からどちらに対しても請求できます。
  2. 債権者は保証人に対して、元本のみでなく利息、遅延損害金も請求できます。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。