詐欺を理由とする売買契約解除通知書(内容証明郵便の書き方と文例)

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詐欺を理由とする売買契約解除通知書【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

詐欺により契約を締結した場合は、その契約は取り消すことができます(民法第96条第1項)。

(詐欺を理由とする売買契約解除通知書の内容証明書テンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

通知書

私は平成○○年○月○日に貴社のセールスマンより「購入するだけで必ず資格が取れる」との説明を受け、パソコン学習セットを金○○万円で貴社より購入いたしました。しかし、購入後に私が調べた結果、この商品は資格とは無関係であり、貴社セールスマンの説明は虚偽であることが判明しました。この商品が、資格と無関係であると最初から知っていたのであれば、購入するつもりはありませんでした。よって、私は、民法第96条1項に基づき、この契約を解除いたします。
つきましては、既に支払いました金○○万円を、本書面到達後一週間以内に下記の銀行口座まで返還してください。もし、期限までに返還していただけない場合は、法的手段を執る所存です。

○○銀行○○支店   口座名義人 ○○
口座番号○○○○○○○○

平成○年○月○日

東京都調布市○○町1-1
山田花子 
埼玉県さいたま市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 殿

 

詐欺を理由とする売買契約解除通知書の書き方とポイント

  1. 詐欺であることを主張するので、「本当はこうであったのに、真実と反する○○○○○という説明がなされた」ということを具体的に記載します。
  2. 取り消した場合、引き渡したものがある場合はこの返還も請求するとよいでしょう。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。